経験者が思う施工管理の仕事に向いていない人の特徴

Pocket

2020年の東京オリンピックに向けて建築関係が賑わっています。

実はわたくし鮫氷も短い間でしたが施工管理の仕事をしていました。

といっても補助みたいな形だったんで自分が現場を仕切っていた訳ではありませんが一応現場を見て、体験してきたので語る資格はあるのかなと思います。

そんな僕が思うこんな人は施工管理に向いてないと人の特徴を挙げてみたいと思います。

そこまで詳しくない為、自分が見てきた範囲で話をします。

スポンサーリンク



計画性がない人

施工管理は複数の業者を使って建築物などを完成させるわけですが、どの順番どの業者どれくらいの日数をかけて作業させるかという工程管理は施工管理にとって大事な仕事です。

僕が行っていたのは建築系の現場でしたが鳶、解体、設備、電気など色んな職人さんが出入りしていたましたが監督の方が優秀な人で大体、天気などで作業できないのを除けば予定の通りに進んでいましたし、残業もほぼありませんでした。

計画性がないとグダグダになって後に大きな影響を与えてしまい取り返しのつかないことになってしまいます。

工程管理は入社していきなりやらされるということは少ないと思いますが一人で現場を任されたら必ずといっていいほどやらなきゃいけない作業なので計画性がない人にはおすすめできない仕事です。

自分から話しかけられない人

工事には納期があります。

納期は絶対です。

時には工事の工程がトラブルなどで遅れたときには工程通りになるように職人さんに予定よりも多めに働いてもらう様にお願いをしないといけません。

これがまだ普通のサラリーマンの様な人だったら頼みやすいかもしれないですが職人さんは結構コワモテの人が多いです。

そんな人に頼みやすくするためにはやはり人間関係が大事なので普段から仲良くしておかないと後々絶対に苦労します。

職人さんとの普段からの他愛ない話やねぎらいの言葉をかけられない人は現場を仕切っていくのは難しいと思います。

物事をわかりやすく説明できない人

鉄筋屋さんなら鉄筋の事、設備屋さんだったら設備の事、足場屋さんだったら足場の事、それぞれの職人さんは工事の完成後の事をイメージして作業をしているわけじゃありません。

目の前にある仕事の事しかわからないので監督である施工管理者は完成後のことを考えながら職人さんに説明しないといけません。

説明がちゃんとできていないと作業のやり直しを招き納期が遅れてしまう可能性が出てきます。

また施主に対しても建築の専門用語を使わずにきちんとわかりやすく説明する事も求められるため相手の立場に立ってわかりやすく物事を説明できない人は大変な仕事です。

マルチタスクができない人

施工管理の仕事は本当に色々な作業を同時にこなさないといけないことが多い仕事です。

しかも予想外の事が次々起きるので一つの事の集中できることがほぼないといってもいいです。

例えば僕が行った現場は現場の写真を撮っている間に建物の住人とのトラブルの解決だったり作業している職人さんの様子を見に行ったりするということが多かったです。

僕なんかは2つの事を同時にやろうとすると慌ててしまうのでよく注意されました。

やることの優先順位をきちんとつけられないとこの仕事は難しいと思います。

下ネタに耐性がない人

職人さんとの会話で多いのが仕事の話とギャンブルの話と下ネタの話が多いです。

僕の現場の場合は唯一いた女性の職人さんがいる前でも下ネタを堂々と話していたときはちょっと引いてしまいました。

もし施工管理を目指すなら下ネタに耐性がない人は慣れておいたほうがいいと思います。

逆にいえば上に書いた話題が普通にできるならコミュニケーションに苦労するのも少ないかもしれません。

タバコが大嫌いな人

これはそこまで重要じゃないかもしれませんが職人さんを含め建築関係の人はタバコを吸っていることが多いです。

僕が行っていた現場は自分以外の9割9分の人がタバコを吸ってました

場所によっては換気ができないところもあるので副流煙が部屋中に残る中で作業をする場合もあります。

タバコを吸わない人にとっては地獄といってもいい環境です。

飲み会が嫌な人

建築関係はとにかく飲み会が多いです。

施主との飲み会、職人さんとの飲み会、自社の飲み会など何かにつけて飲み会があります。

僕の場合は手伝いみたいな立場だったので飲み会に行く機会はほとんどなかったですが現場や会社によっては週の半分以上飲み会という事もあるそうなのでプライベートを大事にしたいという人には絶対に向かない仕事です。

正社員の仕事探しで迷っている人へ

未経験の職業で正社員として働きたいと思っている人はいませんか?

僕自身、ニート状態から未経験の職業に正社員で就職したことがあります。

その時に利用したのが正社員チャレンジ事業という東京都が行っている事業です。

20代の人には若者正社員チャレンジ事業

30代から44歳の人は正社員就職応援プロジェクトの利用をおすすめします。

両方とも基本的に利用は無料で実習中はお金をもらいつつお試しで会社の研修を受ける事ができます

正社員応援プロジェクトの内容は僕が経験した若者正社員チャレンジ事業とほとんど同じなんでどういった内容か気になる人は僕の体験談を見てください。

体験談は別に読まなくてもいいやという人はこちらから事業の内容を確認することができます。
>>>【正社員就職応援プロジェクト・東京しごとセンター】

最後に

色々な特徴を書きましたが全部僕の事です(笑)

現場を体験してみて「あっこの仕事、向いてないな」と早い段階で感じました。

人には向き不向きがあります。

もし向いてないなと感じたら早めに辞めても僕はいいのかなと思っています。(何回もはさすがに厳しいですが…)

逆にこの仕事に向いている人もいるとは思うのでもしこの記事が施工管理を目指している人の判断材料になってくれたら嬉しいです。



シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする