長期ニートの悲惨な末路について[現役30代ニートによる実体験]

Pocket

ニートになりたいと思っている人や、まだニートを始めたばっかりの人に言いたい。

長期ニートだけには絶対なるなと。

この記事では今もニートをしている僕自身が実体験を元に人は長期ニートになるとどう変化していくかを段階別で分けてみました。

人によって経済状況や環境、精神面が違うと思うのであくまで「こんなやつもいるんだ」という一例として見て下さい。

ただ絶対に言えるのは長期ニートは精神衛生上よくないという事です。

※ここでいうニートは「働けるけど働く気がない」という人を指しており年齢は関係ない(30代、40代、50代以上)としています。

スポンサーリンク


~3ヶ月 ニート楽しい期

特徴・会社を辞める開放感がやばい
・心からニートを楽しめる時期

勤めていた会社を辞めた開放感や高揚感と「しばらく働かなくていいんだ」という喜びでいっぱいの時期だと思います。

僕の場合は会社を辞めると言った次の日から開放感でいっぱいで仕事中にもつい笑顔が出ていたのを思い出します。

またニート生活を心のそこから楽しみ噛み締めていたのがこの時期でした。

「満員電車に乗らなくていい」

好きな時間に寝て起きる。自分のやりたい事だけやる

逆に経済的な理由以外でこの時期に働きたいと思っている人は
ニートに向いていない(社会人としてはまとも)と思います。

~6ヶ月 そろそろ働こう期

特徴・人によってはニートに飽きる時期かも
・ここを超えるかどうかが長期ニートになる境目

3ヶ月も過ぎるとある程度ニートの生活にも慣れる頃なんじゃないでしょうか。

会社を自主退職した人は失業保険を受け取れる時期なんで、ある程度貯金がある人ならそこまで不安に思うこともなく失業保険を受け取り終えたら働き始めるという一つの区切りの期間だと思います。

僕も失業保険を貰っていたので6ヶ月目までは特に何も考えずにニート生活を謳歌していました。

この頃はニートにありがちな昼夜逆転の様な生活を送っていました。

またここから再び働き始めた親に言って朝でかけるというルーティーンが始まりました。
まだニート生活をするのは親に対して申し訳ないと思っていたからです。

~1年 不安が襲ってくる期

特徴・ニート生活が惰性に切り替わる時期かも
・将来に対する不安に襲われる

なんだかんだでニートから半年以上経つと楽しいというよりはニート生活が惰性になっていきました。

ルーティーン(ニート生活が当たり前)のような感覚だと思います。
僕の場合は朝は仕事に行っているという体で家を出てるので余計にルーティン感が強くなりました。

そんな生活を送っているとある時から

このまま仕事をしないままで将来自分はどうなるんだろう

親がいなくなったら自分はどうなるんだろう

という将来に対する漠然とした不安に襲われ夜中に起きてしまい、そのまま朝まで眠れない事が結構ありました。

それで求人サイトをチェックして仕事を探しているという行為を行う事で自分自身を納得させていたのがこの時期です。(結局応募などは1回もしてない)

まぁ普通の人は不安に感じる前だったり、感じた時にすぐに行動に移すと思うんですが僕の場合はなんとなくで済ましていました。

~現在 悟り期

特徴・不安な事を考えなくなる
・就労意欲や日常生活でのやる気の低下

ニートから1年を過ぎたあたりから不安で眠れない状態になる頻度が減っていき2年以上経過すると不思議と不安が99%無くなりました(全然良いことではないですが)。

ニート生活に完全に慣れた状態と言っていいんじゃないでしょうか。

「1年以上ニートができているんだから何とかなってるじゃん」という変な実績が自分を肯定しているんだと思います。

正直ここまで来る再び働き始めることに対してかなり億劫になりますし実際の就職活動でも

長期間ニートによる自信の喪失と職歴上の不利

→どうせ就職できないとネガティブになる

→ニート期間が延びる

→どうせ就職できない・・・

という負のループに入ると思います。

僕みたいに親と同居している(今でいうこどおじ)タイプは最低限生活できる環境が整っているんで余計就職から遠ざかると思ってます。

また就職以外のネガティブな事もあまり考えなくなりました。

多分脳がマイナスな事を考えるという行為を放棄しているんだと思います。

2年以上一回も将来の不安に襲われた事がない人は個人的に天性のニートだと思います。

長期のニート生活でわかった事

2年以上のニート生活を通じてわかったのは「将来に不安を感じるのは良い事」だという事です。

というのも僕みたいに何に対してもやる気がない人って

  • 誰かに「働け」と言われている
  • 夢や目標を持った(結婚、~になりたい、欲しい物がある等)
  • 自分が経済的にギリギリの状態になる
  • 将来に対する不安に襲われる

この4つの内のどれか一つに当てはまらないと自発的に行動できないと思うんですよ。

僕の場合は

  • 親に仕事を辞めた事を黙っている
  • 特に目標もない
  • 少し貯金はある

という状況なので再び働き始める理由が「不安からの行動」しかないんです。

だから不安に思うことって行動する最後のチャンスだと個人的に思うんです。

一生ニートにならない為に

今ニート生活をしていている人に僕が言いたいのは「ニートする期間を決めておく」という事です。

個人的に人生の休憩という事でニートになるのは全然良いと思っています。

ただ期限を決めないとダラダラと先延ばしになって取り返しのつかない事になるのは自分のが今経験しているのでわかります。



シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする