抱き枕カバーって普通は購入しますよね。
自作できなくはないですが難しいし、なにより手間がかかります。
でも実は業者に頼めば自分のオリジナルの抱き枕カバーが作れるって知ってましたか。
エイアンドジェイなどの有名どころは同人や法人などが頼むところなので、1回の注文が100枚単位なのでとても個人で手を出すところじゃありません。
そこで個人で利用でき1枚単位の注文も可能なおすすめの印刷所を紹介します。
少数の同人グッズや個人的に使用する為の参考にしてみてください。
加筆・修正をしました。(2018年6月14日)
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目次
相場や予算に関して
両面印刷(一般的に売られている抱き枕カバー)でカバーの生地が良いものでも1枚1万円くらいが相場です。
安ければその半額というのも可能なので普通に同人や公式の抱き枕カバーを購入するのとあまり変わりません。
どうやって頼むの?
ここが一番面倒くさいところ。
自分で描いたものをデータにして印刷所に渡すのが基本です。
どの店でもPhotoshopやIllustratorなど有名どころには対応しています。
それ以外でもお店によってはSAI、GIMP等に対応しているところもあります。
上記のデザインソフトを持っていなくてもデータを渡せばお店側がやってくれる場合もありますが別料金がかかってしまう場合が多いです。
ここに関しては各サイトで対応が違うのでしっかり確認してください。
イラストを用意できない人は?
イラストを書くのが苦手で自分で画像を用意できない人には「ココナラ」で他の人に書いてもらうのをおすすめします。
今現在だと約4000人程のイラストレーターがいるんであなたの好みにぴったりのイラストも見つかると思います。
値段は安い人だと1000円ぐらいで書いてくれる人もいるんで結構気軽に頼めます。
著作権とか大丈夫なの
お気に入りのアニメのキャラクターの画像で抱き枕カバーを依頼したいなと思ったときに著作権って気になりますよね。
結論を先に言いますと個人で使用する場合は原則、著作権違反にはならないとなっています。
私的使用の為の複製(著作権法第30条)
自分自身や家族など限られた範囲内で利用するために著作物を複製することができる。ただし、デジタル方式の録音・録画機器等を用いて著作物を複製する場合には、著作権者に対し補償金の支払いが必要。コピープロテクション等技術的保護手段の回避装置などを使って行う複製については、私的複製でも著作権者の許諾が必要。私的使用目的の複製であっても、違法著作物であることを知りながら音楽又は映像をインターネット上からダウンロードする行為は、権利制限の対象から除外される。
著作権は基本的に親告罪なので仮にですけどあなたが私的に作ったアニメの抱き枕カバーを外に持っていったり、SNS等でさらした場合、第3者の目に触れることになります。なので
アニメのキャラクター(ここではドラえもんを例にします)の画像をコピーして抱き枕カバーを作成する。
→SNSに印刷した抱き枕カバーをアップする。または外に持っていく。
→それを見た第3者がドラえもんの著作権を持っている所有者に通報する。
→所有者があなたを著作権違反で訴える。
まぁこんなことはほぼ無いと思いますができないことは無いということです。
なのでもし個人で抱き枕カバーを作るときは家の中のみで使用してください。
個人(少量)で頼める印刷所一覧
1枚からでも頼めるおすすめの印刷所を簡単な特徴と個人的感想を交えて紹介します。
※自分で書いたイラストを抱き枕にしたい場合は問題ないですが例えばアニメのワンシーンやキャラクターの画像をそのままカバーにする場合は断られる場合もあるので注意してください。
どうしても公式などの画像を使いたい場合は公式元に許可をもらってから印刷所に頼んでみましょう。
印刷所としても危ない橋を渡りたくないということですね。
コミグラ
特徴
- サイズは150×50の1種類
- 生地は2wayタイプ
- 対応デザインソフトが比較的多い。
個人的感想
Adobe IllustratorやPhotoshopは知ってますけどInDesignやQuark XPressのような素人では知らないようなデザインソフトにも対応しているので初心者よりは結構絵を書いている人向けだと感じました。
生地に関してはサイズが1種類しかないのは残念ですが編みこみが細かいので出来上がりがかなり綺麗な印象を持ちました。
ここに関しては実際にサイトで画像を確認してみてください。
コミグラはこちら↓↓↓
電脳プリント
特徴
- カバーのサイズが180×50、160×50、150×50と3つのサイズが選べる
- あなたが発注した商品の画像を電脳プリントのWEBサイト上に商品写真の掲載させることで1000円割り引きになる珍しいサービス。
- 生地はトロマットのみ(網目が荒いので印刷の綺麗さが少し落ちる。)
- チャットがあり気軽に聞きたいことをリアルタイムで聞ける。(平日のみ)
- 価格は高くて10000円位
個人的感想
主流の抱き枕カバーのサイズである3種類を選べるのは嬉しいし、値段も10000円程とそこまで高くなく攻守においてバランスが良い印象です。
ただ生地として使われてるトロマットは網目が粗いんでアクアプレミアやライクトロンみたいな印刷の綺麗さは期待しちゃダメです。
個人的に一番良いと思ったのはやっぱりチャットに関してですね。電話でもいいけどチャットのほうが気楽に要点だけを聞けるので電話で話したくない人にはうってつけです。
電脳プリントはこちら
抱き枕工房
特徴
- 生地、カバーの大きさともに選べる選択肢が多い
- 画像の変換を代行してくれるサービスがある(3000円)
- 値段はサイズが大きいものだと割高
個人的感想
生地は
- スエード
- サテン
- 2way
の3種類。
大きさは
- 45cm×90cm
- 45cm×120cm
- 50cm×150cm
- 50cm×160cm
- 50cm×170cm
- 50cm×180cm
6種類と幅が広いのが嬉しい。
また抱き枕カバーが印刷されるまでの流れが書いてあるが非常にわかりやすい。
なんか抱き枕カバーに愛情を持っているように感じました。
画像の代行サービスは個人的にはすごく嬉しいサービスです。
私自身はPhotoshopやIllustratorを持ってないですし使ったこともないです。
そういう人でも3000円と値が張りますがデータ提出という一番めんどくさい部分をお任せできるのは非常に魅力的です。
ただ残念だと感じたのは全体的に値段が高めに設定されている点です。
抱き枕工房はこちら
pixivFACTORY
特徴
- 価格は約10000円程
- 生地は2wayトリコットのライクラ生地
- 画像の入稿が簡単
個人的感想
抱き枕カバーのページは必要なことだけ書いてあり全体的にシンプルでわかりやすい印象を受けました。
また初心者の人でも画像のデータを真ん中のマークのところにドラッグ&ドロップすればいいだけなので非常にわかりやすい。
そして生地に関しては2wayトリコットのライクラ生地なので印刷がとても綺麗です。
でもその割りには値段は10000円もしないのでコスパはとてもいいです。
とにかく初心者がクオリティが高い抱き枕を作りたいならここが一番おすすめです。
pixivFACTORYはこちら
SABOTEX
特徴
・とにかく1点あたりが安い
・生地は2wayトリコットのスパンデックス
・サイズは160×50がメイン
個人的感想
正直こんなに安くて採算が取れてるのか心配になるほど安いです。
一番高い1枚からの注文でも5000円程とヘタをしたら他の印刷所の半分の値段でオリジナルの抱き枕カバーが作れてしまいます。
一方で画像の入稿の仕方が文のみなので若干わかりにくいと感じました。
特に初心者の人だとすぐに実行に移せる人は少ないのではないでしょうか。
SABOTEXはこちら
まとめ
結構印刷所によって個性が違っていたのが面白かったです。
最後にいくつか印刷所を紹介しましたが最終的なおすすめを書いておきます。
値段の安さだとSABOTEXがダントツで、生地の品質だとpixivFACTORYとコミグラがおすすめです。
その他の抱き枕カバーについて知りたい方は今まで書いた抱き枕カバーの記事をまとめた記事を書いたのでこちらを参考にしてみてください。