雑工という仕事内容について。内容やどんな人がなってるのかについて

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建設現場によくいる雑工。

名前を聞いたことはあるけど意外とどういう仕事か知らない人も多いんじゃないでしょうか。

建設現場における雑工は簡単に言うと何でも屋みたいな感じです。

専門的な事はやらないですがやることが結構多いです。

この記事では実際に自分が経験したり見たりした雑工の仕事内容、主な年齢層、雑工になるためのおすすめの求人サイトを紹介しています。

自分の経験談なので僕の話している内容が全てではないことをご理解ください。

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養生

人が住んでいる状態のマンションなどのベランダを工事する場合、そのまま工事をしたら窓や室外機、荷物なんかが汚れたり、傷が付きますよね。

そうならないように窓や荷物などにビニールなどをかぶせたりすることで傷や汚れから守るようにします。

こういう作業を養生と言い、主に雑工が行う仕事です。

他には解体作業でドリルを使った場合は粉塵が舞います。

そのまま作業をしたら粉塵が風で隣の家だったり下で通行している人にかかる場合があり、トラブルの元になります。

粉塵が風に飛ばされないようにベランダ全体をビニールで覆って粉塵がどこにも飛ばないようにする作業も養生です。

僕の現場ではこういう養生テープを使っていました。

養生をした後は職人さんが工事をするのでこの作業が遅れるとも1日の予定も遅れてしまうので大事な作業です。

掃除

粉塵や解体、工事で出たごみを片付けるのも雑工の仕事です。

僕の現場では粉塵はほうきやちりとりを使って袋に、解体で出た破片などのごみは1個1個手作業で袋の中に入れていました。

僕の現場の場合は1日掃除をしていると20リットルの袋で10袋以上のごみが出ていました。

資材やごみなどの運搬

工事で使う資材を目的の場所に運んだりするのも主に雑工の仕事です。

資材の中には重さが20キロほどの物もあり、複数ある場合があるので何回も往復で運んだりします。

手で持ち上げて運ぶ場合もありますし、道具を使って運ぶ場合もあります。

これは現場次第なのでなんともいえません。

僕の現場ではミニクレーンの様な物(名前を忘れました)でごみが入った袋を上げ下げする作業もありました。

これが体力的には一番きつい作業です。

職人さんの手伝い

職人さんが作業に集中できる様に邪魔なものを片付けたり、移動させたりするのも雑工の仕事に入ります。

経験者によってはサンダーなどの道具を使って解体の手伝いをしている人もいましたが大抵の人はそこまで難しい作業はありません。

雑工は年齢層が高めの人が多い

建設現場にいる人は全体的に年齢層が高めの人が多いですが、雑工は特に年齢層が高かったです。

僕のいた現場では一番若い人で20代前半が一人。
後は40~50代の人ばっかりでした。

なので若い人は職人さんにも可愛がってもらっていました。

若くて体力がある人にはおすすめかもしれません。

雑工はアルバイトや派遣がおすすめ

はっきり言うと雑工は専門的な仕事ではないので正社員向きの仕事ではありません。

なので単発や短い期間ですぐに働くというのがおすすめの働き方です。

建築関係の派遣やアルバイトの求人サイトは多数あります。



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