プリキュアの年齢層や対象年齢について支持率から調べてみた

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この記事では歴代のプリキュアをどういった年齢層の人がメインで見てきたのか。

プリキュアの対象年齢は何歳を想定していたのかという製作者の視点。

どの年齢層がプリキュアを支持しているのかという視聴者側からの視点。

この2つに関して具体的な数字を出しつつ紹介しています。

製作者の想定していたプリキュアの対象年齢について

最初にプリキュアを製作していた人達は

｢プリキュアをどの年齢層に見てもらいたかったのか｣というのを調べてみました。

調べている中でほんの数行だけですが｢ふたりはプリキュアの年齢層｣について言及している雑誌を発見しました。

それが月刊トイジャーナルという玩具業界誌の2004年2月号です。

女児が定着している放送枠に登場する学園アクションアニメ。ターゲットは「美少女戦士セーラームーン」の３～６歳に対し、プリキュアは７～９歳に設定している。

引用：月刊トイジャーナル　2004年2月号より

女児が定着している放送枠は｢明日のナージャ｣、｢おジャ魔女ドレミ｣などが放映されていた時間帯｢日曜の8：30~9：00｣の事ですね。

7~9歳というと小学校低学年がメインですね。

プリキュアの前に人気だったおジャ魔女ドレミは主要キャラの年齢が小学3年生と低い為、視聴ターゲット層も低かったと思います。

一方プリキュアの主要キャラは14歳が多いのでそれに合わせてターゲット層が変わったんだと思います。

他にも色々な業界誌、アニメ誌などを探してみましたが具体的な数字に関する記事はありませんでした。

女児の各年齢層のプリキュア支持率データ

プリキュアが好きという事はプリキュアを視聴しているという事。

ということで、ここでは女児を3~5歳、6~8歳、9~12歳の三つの年齢層に分け、

それぞれのプリキュア支持率を見ていきたいと思います。

今回参考にさせてもらったのはバンダイが毎年0~12才を対象にしている好きなキャラクターに関するアンケートです。

参考：バンダイこどもアンケート「お子様の好きなキャラクターは何ですか？」

3~5才の女児のプリキュア支持率

3~5歳は幼稚園で小学校に上がる前の年齢層。

さっきも書きましたがプリキュアのキャラクターで一番多い年齢が中学2年生(14歳)なんで約10歳差です。

幼稚園生からしたら10歳上は大人のお姉さんということで憧れるんでしょうね。
その証拠に毎年好きなキャラクターランキング1位をキープしてます。

2013年からはアイカツ!が、2015年からはアナと雪の女王が支持され始めてプリキュアの支持率が下がり始めました。

6~8歳のプリキュア支持率

※2013年以降は3位までしか公表していない

6~8歳は小学校低学年位の年齢層。

この年齢層もまだまだプリキュアの年齢差でいえば約6歳と結構離れています。

自分が小学1年生だった時の小学6年生ってすっごい大人な感じがしませんでしたか。

やっぱりこれ位でも憧れの対象なんだなというのが支持率を見てるとわかります。

ちなみにランク外なのは2015年は妖怪ウォッチブーム、2017年はすみっこぐらしブームによるものだと考えられます。

9~12歳のプリキュア支持率

※2013年以降は3位までしか公表していないです。

9~12歳は小学校高学年になる年齢層。

この年代から露骨に支持率が下がっており、どの年度でも支持率が全て3位以下になってます。

プリキュアのキャラとの年齢差も最大2歳差と年がだいぶ近くなり憧れの対象ではなくなったのかもしれません。

自分が中学1年生の時の中学3年生だから感覚でいえば先輩って感じだけど大人って感じには思わない位ですよね。

この結果を見ると12才以降の視聴率はグッと下がると予想できます。

まとめ

製作者のプリキュア想定対象年齢：7~9歳

プリキュアの支持率が高い年齢層：3~8歳(特に3~5歳)

データを見てみると想定していたよりも年齢層は低かったけど製作者のほぼ狙い通りという結果になってる事がわかりますね。

また年齢が進むと同時に支持率が露骨に下がっていくことも分かりました。

ちなみに同じ年代の男児のプリキュア支持率はどの年度でもランク外でした。