親に仕事を辞めた事が言えないまま絶賛実家暮らしのニート鮫氷です。
そんな実家暮らしのニートを1年以上している人の1日はどんな生活をしているのか。
また長期間ニートをやっていて起こった変化や思った事について書いています。
結論から先に言うと当たり前ですがメリットよりデメリットの方が多いと思います。
僕みたいになるなとは言いませんがニートの一つの例だと思ってください。
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目次
実家暮らしニートの生活リズムについて
実家暮らしニート今の現状を書いておいた方がいいと思うんで簡単に自分の1日の生活リズムを書いておきます。
詳しくは書かないですけどだいたいこんな感じで1週間が過ぎてます。
平日
朝は8時位に目が覚めて仕事に行くふりをするために色々準備します。
その後「いってきます。」と言いつつ仕事に行く姿を親に見せるために家を出ます。
家を出てやる事は図書館やカフェに行ってブログを書いたりするのがほとんどです。
ただその内の半分以上はスマホばっかりいじってるんで実質2、3時間くらいしかやっていません。
その後はたまにジムに行ったり、時間をつぶしていつも仕事で帰っていた時間くらいに家に戻ります。
で、夜遅くに寝る。
まぁこんな感じで生活リズム自体は仕事をしてるのと変わらないんですけど一日の内容がスッカスカです。
これでお金があるんなら最高なんですけどね。
休日
だいたい昼過ぎに起きてスマホでゲームしたりまとめサイト巡り、youtubeを見て気づけば夕方に。
あんまり家に居すぎるのもあれなんでちょっと外に出かける。
そして夜遅くに眠りにつく。
休日は本当にこんな感じの生産性0で家にいると何もしません。
ニート生活って楽しい?辛い?
正直ニートになった理由は人それぞれなんで正解はないですけど僕の場合は正直どっちでもないですね。
「ニート生活最高!いやぁほう!!」っていう位楽しい訳じゃないですけど
「ニート生活が辛いから早く社会復帰したい!」っていう程辛い訳でもない感じです。
例えるならぬるま湯の沼に浸かっている状態で心地良さから抜け出せない感じです。
実家暮らしニート生活のメリットと感じた事
ここでは実家暮らしのニート生活をしていてメリットを感じている事を書いています。
ストレスが全くない
まず真っ先に挙げるメリットがストレスが全くかからない所。
仕事をしてたら
- 「毎朝満員電車で通勤は嫌だな…」
- 「仕事が辛い、やりがいがない」
- 「職場の人間関係が悪いなぁ…」
- 「接客業ならお客が…」
っていう感じで色々悩みますよね。
僕はの場合、平日に毎日満員電車に乗るのがホントに嫌で嫌でしょうがなかったです。
これがなくなったのが一番ニートをしてて良かったなと感じている事です。
かといってお金があるわけじゃないですが…
経済的負担が一人暮らしよりも少ない
これも単純ですけど
- 家賃
- 光熱費など
- 消耗品
僕の場合は貯金から一応親にお金は入れてますけど一人暮らしする事に比べたら全然たいした事はないと思います。
生活リズムが崩れにくい
これは仕事を辞めた事を親に言ってないニートや無職の人限定ですけど僕の場合は仕事をしていた時と同じ時間に家を出ているんで普通の生活をしている感じです。
だから昼夜逆転することもありません。
正直一人暮らしでニートをしていたらもっと悲惨な結果になっていたかもしれません。
(今も悲惨ですが…)
実家暮らしのニート生活のデメリット
ここでは実家暮らしで1年以上ニートになって感じたデメリットについて書いてます。
当たり前ですがデメリットの方が多いです。
だってメリットとデメリットを考えた時、デメリットの方がスラスラ出てきましたもん。
運動不足になる
肉体的な変化でいえばこれが一番かもしれません。
働いていた時は60キロ台だったんですけど
ニート→就職→ニートを繰り返して今は80キロ台になっています。
ジムにいってるんでこれ以上の体重増加は何とか抑えてますけど
職歴に傷がつく
社会的なデメリットといえばこれですよね。
もちろん「病気」や「親の介護」が理由の人は気にしすぎることはないと思いますけど
僕みたいなタイプのニートは再就職する時に履歴書の1年以上の空白をどう埋めたらいいか悩むと思います。
だから余計に就職活動をする気が起きなくなるという負のスパイラルに陥る可能性があります。
行動する気が起きなくなる
実家暮らしをしてたらとりあえず困ることってほとんどないんですよ。
最低限の衣・食・住が全て揃ってるんですから。
このなんとかなっちゃうっていう危機感のなさがホント一番厄介なんです。
仕事で嫌な事があれば「別に働かなくてもいいや」って自分を納得させちゃって、すぐ辞めることばっかり考えるんですよね。
だから行動する気や「やる気」が全然起きないんですよ。
たぶん僕が一人暮らしで貯金も全くなかったらさすがに働いてると思います。
時間を無駄にしている感がすごい
仕事をしている人なら自分がやっている仕事に関しての知識や技術が上がったり、人と会話をすることでコミュニケーション能力を維持したり向上させたりすると思います。
僕の場合はニート生活の中で具体的な目標がないんでなんとなく毎日を過ごしています。
だから自分が成長している感覚がないですし自信も持てなくなります。
感情の起伏がなくなる
僕は友達がいないタイプのニートなんで人と接する機会が少なくて感情を表に出す機会が少ないです。
だから基本こんな感じの無表情になってます。(さすがに誇張してますが)
他人から見たらなんか近寄りがたいオーラを出しちゃってるかもしれません。
家族とTVを見てる時と自分の部屋に行ってyoutubeを見る時くらいですかね笑うのは。
言葉がすぐに出てこない(忘れっぽくなる)
基本まともに会話するのが親とだけなんで人と話す機会が少ないです。
だから話そうとスラスラ話そうと思っても話す前に少し考え込んじゃってスムーズに会話ができません。
ニートになるのは楽だけど続けるのはある意味大変
個人的にニートになるのは本当に楽なんですよ。
「明日から働くのやーめた」って言って実際仕事を辞めればいいだけなんで。
ただ普通の人なら少ししたらニートを続けていることに焦って行動しようとします。
それがまともな感覚ですし正しい判断だと僕は思います。
それでもニートを続けられる人は
- 将来に対する見通しが甘い(結局なんとかなると思っている)。
- 働く事に対する焦りや考えを無意識に考えなかったり避けたりしている。
こういう部分があるのかもしれません。
まぁ全部僕の事なんですけど…
最後に
一度ニートになって楽を覚えてしまうと中々社会復帰するのが難しくなります。
せいぜいニートを楽しめるのは2,3ヶ月位だと思います。
みなさんはニートになったとしても僕みたいにならないでください。