棚型のフィギュアケースで一番怖いのは転倒ですよね。
この記事ではそんな人のために賃貸の人、持ち家の人におすすめしたい転倒防止グッズと商品を選ぶ上で大事な事を紹介しています。
命だけじゃなく飾っているフィギュアまで傷が可能性もあるので買っておいて損はないと思います。
目次
賃貸の人におすすめしたい棚型フィギュアケースの転倒防止グッズ
賃貸の人にとって壁にできるだけ穴を開けたくないというのが本音ですよね。
そんな人には突っ張り棒がおすすめです。
取り付けも簡単ですし壁や天井を傷つけることなく設置できます。
突っ張り棒を選ぶときのポイントは耐圧加重と長さです。
耐圧加重が弱いと棚が揺れた時に棚を支えきれなくなっちゃいます。
また、棚から天井までの長さが結構あると耐圧加重が強い商品があったとしても天井まで届かないという可能性があるので必ず棚と天井までの長さを測ってから買ってください。
そしてもう一つ東京都が行った転倒防止グッズを使用したテストの結果では単体で使用するよりも棚の下にストッパーを付けて上に突っ張り棒を付けるのが一番強力な転倒防止法です。
もし転倒に不安を持っている人はストッパーや耐震マットを同時に購入することをおすすめします。
ここでは賃貸の人でも使用できる転倒防止グッズを3つ紹介します。
棚型のフィギュアケースだけではなくタンスや冷蔵庫などにも使用できます。
新工精器 ふんばりくんシリーズ Zタイプ 2本組
東京都が行ったテストで使われた突っ張り棒はよく売られているタイプの物で、amazonで似たような商品を複数見ましたが耐圧加重は200kgの商品が多かったです。
この商品はそういうタイプではなく棒の部分がひし形でしっかりしており耐圧加重が約800kgと一般的な突っ張り棒と比べて約4倍近くあります。
器具の長さ | 10~20cm |
耐圧加重 | 約800kg |
新工精機 ふんばりくん
上で紹介したふんばるくんZと同じ新工精機が販売している商品ですがふんばりくんZはサイズが1種類なのに対してふんばりくんは6種類あります。
家具と天井までの長さを理由に設置できないという人も、こっちのタイプを買えば9割以上の家には対応していると思います。
新工精機のHPでは全てのタイプが売り切れ状態なんでおそらくかなり人気があるんでしょうね。
本気で棚の転倒を防止したいと考えてる人は新工精機の商品一択だと思います。
器具の長さ(cm) | Tタイプ:17~20、Sタイプ:20~25、Mタイプ:25~32 Aタイプ:32~45、Bタイプ:42~65、Cタイプ:52~80 |
耐圧加重 | 約2トン |
サンワサプライ 耐震ストッパー
ストッパーは棚の下に敷くものだと思っていた概念が覆される商品です。
地震の揺れを吸収する制震タイプであり壁に貼るタイプのストッパーです。
amazonには商品紹介の動画があったので見てみた所、震度7相当の地震のテストでも転倒していませんでした。
動画を見てて「壁に貼る粘着タイプだから剥がすときに壁紙が破けるじゃん」
と思っていましたがゆっくりはがせば綺麗にはがせており、さらに付け直しもできます。
耐用年数も8年で長く使用できる、価格も上で紹介している突っ張り棒よりも安いのでコスパはかなりいいと思います。
転倒防止グッズを買うことを検討している人はとりあえず動画だけでも見ておくことをおすすめします。
持ち家の人におすすめしたい棚型フィギュアケースの転倒防止グッズ
突然ですが転倒防止グッズ単体で一番効果がある物って何だと思いますか?
答えはL型金具です。
なぜかというと壁の中にある下地材(木の柱)に釘やネジなどで直接固定するからです。
東京都が行った実験でもL型金具が一番転倒防止に効果があると発表しています。
ただ
- 壁に何本もネジや釘を打ち込まないといけないので賃貸には向かない。
- 壁全体が柱というわけじゃないので棚を置きたい場所に必ずしも柱があるとは限らない
という理由で、転倒防止グッズの使用率だと突っ張り棒のポール式と粘着シート式、ストッパーが1位、2位、3位と上位を占めています。
L型金具は金具に開いている穴にネジを通すという方式なので商品によって天と地ほどの差が出るわけじゃないです。
ただ金具に開いている穴が多ければ多いほど、固定する際に安定しますし
金具の厚さが大きければ大きいほど金具自体の破損の可能性も低くなります。
なので単純に転倒防止に一番効果があると思われるL型金具を1つだけ紹介します。
Amadan 棚受け金具 L字型 ステンレス ブラケット
一般的なタイプのL型金具で耐加重と言う点ではamanda製のこのL型金具が一番だと思います。
今amazonにある多くのL型金具は耐加重が40kg以下の物が多いですが
この金具は耐加重が70kgと約1.8倍あります。
金具の厚さも4cmと他の金具よりも約1cmほど厚いので丈夫です。
まとめ
棚型のフィギュアケースの転倒防止に役立つ順は
L型金具>チェーンやベルト>突っ張り棒(ポール式)>ストッパーやマット
であり、さらに
突っ張り棒とストッパーやマットを併用すると転倒防止効果が上がる。
という事です。
100%転倒を防ぐというのは無理ですが買っておいて絶対に損はありません。