サイレントヒル3のストーリーを完全ネタバレと考察付きで紹介 

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サイレントヒルの実質的な続編であるサイレントヒル3。

ストーリーや内容がいまいちわからない人の為にサイレントヒル3のストーリーを考察と完全ネタバレで紹介します。

サイレントヒル3だけだと理解できにくいところもあるのでちょくちょくサイレントヒル1の情報を入れています。

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ストーリーの前に

今回ストーリーを書きましたが前に書いた時よりも少しはしょっています。

というのもいちいち何かアイテムを手に入れたとかどこの部屋に行ったとか書いていると終わらないですし読むほうも大変かなと思ったので、できるだけ重要そうな場面だけを書いて他は省略しています。

ただストーリーがわかりやすい様にストーリーで重要なメモや会話などはほとんど書いたので結果的にはかなり文章量は多くなっています。

始まり

暗い 口元に血が付いているウサギのマスコットのきぐるみ

そんな異様な雰囲気が漂う遊園地の中を1人歩く主人公の少女ヘザー。彼女の手にはナイフが握られていた。

そのまま遊園地内をさまよう彼女は途中でこの世のものとは思えないクリーチャーに遭遇する。

ジェットコースターのレールの上を進んでいると突然前から乗り物が迫ってきた。

そのまま暗転しファーストフードで目を覚ますヘザー。どうやら夢だったようだ。
彼女は買い物の帰りで自分の家に帰ることにした。

そんな彼女の前に現れた探偵ダグラス・カートランド


彼はヘザーの出生に関わる大事な人に会って欲しいお願いをしてきた。

しつこく追ってくるダグラスから逃れるために人気のないショッピングモールに訪れるヘザー。

とある店に入ると床に銃が落ちているのを発見する。

それと同時に夢の中に出てきた人間を喰うクリーチャー(クローサー)に遭遇する。

銃を撃ち何とかクリーチャーを撃退した彼女はそのままショッピングモール内を探索することに。

謎の女性の登場

誰もいないショッピングモールを進んでいると謎の女性クローディアがヘザーの前に現れる。

「始まろうとしている。人々が失われた楽園を取り戻すためにあなたの力が必要なのよ。」

「思い出して私を、そして本当のあなたを、あなたのなすべきことをその手を血に濡らし楽園を招く者よ」

クローディアはヘザーの事を知っており何かを思い出させるために姿を現した。

クローディアと話し終えると突如頭を抑えその場にうずくまるヘザー。
その間にクローディアはどこかへ消えてしまった。

初めてのボスとの対峙

その後も多くのクリーチャーがいるショッピングモール内を進んでいると月の紋章が描かれている謎の扉を発見する。

長いはしごをつたって地下に降りるとそこには蛇の様なクリーチャースプリットワームが現れる

ヘザーがクリーチャーを倒し終えると白い光に包まれ突如ショッピングモールの広場に飛ばされた。ただそこはクリーチャーもいない普通のショッピングモールだった。

探索しているとダグラスと再会する。彼もこの異変に巻き込まれているようで困惑をしていた。

ダグラスが会わせようとしていたのはクローディアであり、目的はヘザーの捜索だった。

ダグラスはヘザーにこの異変について尋ねたがヘザーが「わたしを見つけてはいけなかった」と発言していることから原因はわからないがヘザーも自分がこの異変に関係あるということを自覚し始める。

ダグラスと別れ家に帰るために地下鉄へ向かうヘザー。

人気のない階段を何回か下りるといつの間にか暗く、床に血が付いていて、クリーチャーがいる地下鉄に変わっていた。

クリーチャーが出現するのは電車がある駅のホームだけでそれまでの道は普通の綺麗な駅です。

先を進み別の駅のホームに着くと無人の電車が駅に着きドアが開きヘザーは乗り込んだ。

電車が目的地で止まり先を進むとそこはどこかの地下道だった。

この地下道の道中にサイレントヒル1でもあったメトラトンの印章があります。

地下道から下水道へ通って自宅を目指すヘザー。

実はこの下水道で登場する水中の怪物というクリーチャーがいるんですがこれがちょっと謎なんです。
他のクリーチャーはヘザーが悪夢から覚めたときから現れ始めたんですがこの水中の怪物と呼ばれるクリーチャーだけは以前からいたようで、下水道の職員も見かけたとノートに書き記してあります。

これに関しては正直謎です。

下水道から無事脱出しすぐそばにあった建設中の建物を抜け、雑居ビルに到着したヘザー。

ビル内の一室にバスタブがありおもむろに蛇口をひねると底の方から血が溜まりだすと同時に部屋の雰囲気が変わりだす。(画像はちょうど変化している最中の物)


頭をおさえ苦しみ、最後には気絶してしまったヘザー。

裏世界の雑居ビル

「侵食されているんだもう一つの世界に、誰かが妄想した悪夢が形をなしたような世界に…」
だれかの声が聞こえるとヘザーは目を覚ます。
しかしそこは壁や物はさびれ、ところどころに金網があるさっきの部屋とは違う空間だった。

これがいわゆる裏世界です。
この部屋の中に車椅子と人形があるんですが変化する前の部屋には両方ありませんでした。
個人的な考察ですがヘザーはアレッサの生まれ変わりであり裏世界はヘザーの妄想が生み出している世界。
そしてサイレントヒル1でアレッサは車椅子に乗っていたのでなかったはずの車椅子が現れたのだと推測します。(特にストーリーには関係ないですが)

部屋の中を進むとメトラトンの印章を発見するヘザー。その印章を見て懐かしさを感じるとともに何かを忘れていることに気づかされた。

部屋を出てメンタルクリニックの部屋に入るとそこには椅子に腰掛けている男ヴィンセントがいた。


「ヘザー…確か今はそんな名前だったね」と彼はヘザーに言った。
どうやらヴィンセントはヘザーの味方らしくヘザーがクローディアの名を出すと

「あいつと一緒にしないでくれ、いかれたばあさんの妄執に取り憑かれたようなあんな女と!」と言い興奮しだした。

「いかれたばあさんはひどかったな君の母親なのに」落ち着いたヴィンセントが言うと

「母親?どういう意味?」とヘザーはヴィンセントに尋ねる。

「やはり覚えていないか、ハリーは何も教えなかったみたいだな」

「真実を隠すのは君を手なづけるためか?彼もまた小ずるい手を使ったものだ」と独り言のように話すヴィンセント。

どうやら彼はヘザーの過去や父親のハリーの事について知っているようだ。

ハリーはヘザーの父親でありヘザーと二人で暮らしています。
ハリーはサイレントヒル1の主人公です。
ヴィンセントはハリーがヘザーの力を利用しようとしていると考えていたようです。
異常なこの世界を楽しんでいるヴィンセントをほっといて部屋を出るヘザー。
変貌した雑居ビル内を進み外へ出るとまた白い光が現れ、表の世界へと戻った。
ちなみに表世界でもクリーチャーは現れます。
そしてそのままヘザーの自宅であるアパートへ向かった。

ハリーの死

自分の部屋に着くと父親に今日起こったことを話し出すヘザー。
しかしハリーから返事はない。不審に思いハリーの姿を確認するとそこには血まみれですでになくなっているハリーの姿があった。

悲しみに暮れているヘザーだったが、血がアパートの屋上へ繋がっていることに気づく。

そのまま屋上へ行ってみるとそこにはクローディアがいた。

なぜ父を殺したのかと問うヘザーにクローディアは「一つには17年前の復讐。あの男がいなければ全ては成されていた。そしてあなたまでも奪っていった。」

 「17年前の復讐」とはサイレントヒル1でダリア・ギレスピーが神を召喚(実際は悪魔だったが)するはずだったのをハリーに邪魔されたことです。

そしてもう一つの「憎悪を抱かせる」というのはヘザーの力を使って神を生み出すには負の感情が必要だったためです。サイレントヒル1で

そしてクローディアが言った「あなたまでも奪っていった」の「あなた」はヘザーの事を言っているわけではなくヘザーが生まれ変わる前のアレッサのことを言っていると考えられます。
というのもアレッサとクローディアは似たような境遇(親から虐待を受けていた)で小さい頃はかなり仲の良い知り合いだったため

そして「これは必要なことなのよ。神を生み出し永遠の楽園を築くために」とヘザーに語りかけた。
クローディアは何故かわからないですがクローディアがアレッサの生まれ変わりだと知っていたようです。
そしてクローディアはダリアと同じく神を生み出し永遠の楽園を作ろうと考えています。
そしてクローディアは「ハリーを殺したのはミショナリーよ」と言いながら屋上にいる怪物のほうを指差す。
最後に「サイレントヒルの町で待っているわ」と言い残し去ってゆくクローディア。
そしてミショナリーと戦うことになるヘザー。
ミショナリーを倒し部屋に戻るヘザー。そこにはなぜかダグラスがいた。
ダグラスと一緒にハリーを弔ったヘザーは復讐の為にクローディアが待つサイレントヒルにダグラスと共に向かうことに。
サイレントヒルへ車で向かう最中ヘザーは自分自身の過去を思い出していた。
アレッサの過去の内容
・17年前ダリアが自分の娘を生贄に捧げてサイレントヒルに古くから伝わる神を呼び出そうとした事。そしてクローディアがもう一度ヘザーを生贄にして同じことをしようとしていると考えている事。
・ダリアの娘(アレッサ)には説明ができないような力を持っていた事。(例:願うだけで人を殺すことができる力など)
僕の記憶では願うだけで人を殺す力というのはサイレントヒル1にはなかったと思います。ただクリーチャーを生み出して人を殺すというのなら納得できます。
・神が生まれたがハリーによって倒され、そして神が消えた中から赤ん坊を抱えた少女が再び現れた。
そして少女は赤ん坊をハリーに託すと死んでしまった事。
この少女とはアレッサの事、赤ん坊はアレッサ自身の生まれ変わり(つまりヘザー)であり、サイレントヒル1のラスボスであるインキュバスを倒した後にアレッサ自身の力で誕生した。

病院へ

サイレントヒルに到着した2人。ダグラスはレナードの家にヘザーは病院に向かうことになった。
病院を探索しているとレナードのカルテが見つけるヘザー。
そのカルテによるとレナードは幻覚や幻聴、思考の固定化など精神分裂症の疑いがあること、そして興奮すると暴力的になる。
そして別の病室でサイレントヒルに関するゴシップ記事を見つける。
記事の内容

・サイレントヒルの郊外には希望の家という児童養護施設がありそこでは日常的に虐待と洗脳が行われていた事。
・この児童養護施設は「4S」と慈善事業団体が運営していたが実は邪教集団ではないかと疑っていること。その証拠に夜になると変な祈りの声や子供達の叫び声が聞こえるという証言がある事。
・4Sは地元では「教団」と呼ばれており信仰しているのはサイレントヒルに昔から存在する宗教という事。

まとめるとこのゴシップ誌に書いてあるのは本当であり、サイレントヒル1にその詳細は書かれていませんがアレッサやクローディアもこの希望の家で育ち日常的に虐待などを受けていたと考えられます。
後にアレッサは神を宿す儀式の時に家が火事になり全身火傷を負います。
そこを助けたのがサイレントヒル0に登場する主人公トラビスです。
またヘザーは別の病室で電話が鳴っていることに気づき、とってみると相手はレナードだった。
最初、レナードはヘザーをクローディアだと思っていたようだが違う人物だと気づくと閉じ込められているから助けにきて欲しいとヘザーにお願いをした。
レナードを助けに行く最中に奇妙な紋章が描かれている壁を発見する。
その壁の前にいくとヘザーの頭の中に一人の看護師が患者の子供に対して苦悩を漏らしている映像が流れ込んだ。
この映像に写っている看護婦はサイレントヒル1でアレッサを看護していたリサという女性です。そしてリサは死んでいてもおかしくないほどの火傷を負っているにも関わらず生きているアレッサに対して困惑しているということです。

病院の裏世界

現実に戻ると壁だったはずの場所には道があり、雰囲気が変わっていた(裏世界)。

その病院を探索していると「失われていた記憶」という本を発見する。

その本には色々な生贄の方法について書かれており、その一つに聖職者を生贄として生きながら炎に焼くという方法が書いてあった。

実際にこの方法でアレッサが焼かれていますが神を宿したことで死ねなくなってしまいました。
本を発見した部屋にはしごがあったので降りてみるとそこは地下だった。
地下でレナードの声だけが聞こえたヘザーはそのまま会話をしているとレナードはヘザーが自分と同じ思想ではないことがわかり怒り出す。
そして自分が持っている印章を盗みにきたのかと言い出しヘザーを殺すために姿を現した。
しかしその姿は人間ではなくクリーチャーそのものだった。
ヘザーがレナードを倒し終えると辺りが白い光に包まれ病室で気を失っていた。
目が覚め辺りを見渡していると奇妙な模様の入った石を発見する。
病院にいる意味がなくなったヘザーはモーテルに戻る事にした。
病院を出るとヴィンセントとクローディアが会話をしている場面に切り替わる。
会話の内容からどうやらヴィンセントがヘザーをレナードの所に行くように仕向けていたことがわかった。そしてヴィンセントもまた希望の家にいた模様。
そして神や幸福について意見が対立していた。
・クローディアは神を信じることで永遠の楽園(裏世界)が手に入り、神が救ってくれるという考え。
・一方ヴィンセントは普通の世界(表世界)での幸せを望んでいる。そのために神が必要という考え。
会話が終わるとヘザーの場面になる。

遊園地へ

ヘザーがモーテルに戻るとそこにはヴィンセントがいた。
彼はダグラスから「教会は湖の向こうにある」という伝言を頼まれたようで、意味がよくわかっていなかったヘザーに対してヴィンセントは「わからないのか?クローディアのいる場所の事だ。湖を渡った北岸にある。」続けて「教会に入るなら遊園地から行くといい。」と詳細な情報を付け加えた。
「それって本当にダグラスが言ったの?」とヴィンセントに問いかけたヘザーだったがしぶしぶ教会を目指すために遊園地に行くことにした。
実際は伝言などなくヴィンセントがヘザーに教会に行くように仕向けるための嘘です。

裏世界の遊園地

遊園地に着いたヘザーだったが門をくぐった瞬間に倒れ込む。すると周りの景色が変わりストーリーの最初に夢で見た異様な風景の遊園地に変貌する。
夢の通りにジェットコースターのレールへ向かいレールの上を歩くヘザー。
そしてまたも前から現れるジェットコースターだったがヘザーはレールから飛び降りた。
その頃ダグラスとクローディアの二人も遊園地にいた。
ダグラスはヘザーを巻き込んでしまったことを悔やんでおりクローディアを殺そうとする。
「ヘザーは誘拐された子供だから探して欲しいと頼まれた。」
クローディアは「ヘザーの中にいるアレッサが目覚めれば、欲望や競争のなくただ神を信じ生きていく永遠の楽園が築かれる」とダグラスに説明する。
「そんなものはない」と返すダグラス
レールから飛び降りたヘザーだったが飛び降りた先が券売所の上だったため奇跡的に怪我をせずに済んだ。
ヘザーが遊園地を探索を再開しメリーゴーランドの前まで行くとそこには右足が折れて座っているダグラスがいた。ヘザーはクローディアを倒したら戻ってくるといいその場を後にした。
そして遊園地内で17年前にハリーが書いたメモを発見する。
17年前ハリーはこのサイレントヒルの遊園地でダリアと対峙しておりその際にメモを残していた。
ハリーのメモの内容

 ダリアは言っていたあの少女は悪魔だと私の娘を生贄にするためにさらったと。
どこか信じられないような気持ちがある。外見に騙されているのだろうか?
病院の地下にあった写真を見て思った。「あの少女はシェリルに似ている」と。
だからそう感じてしまうのだろうか?
確かにどこか普通ではない負の意識の様なものは感じる。けれどあの少女が悪魔だと私には思えない。
それにあの少女が悲しそうに思えるのは私の気のせいだろうか?助けを求められているような気がするのは何故だろうか?
ただ私にとって大切なのはシェリルだ。全てはシェリルを取り返してから考えよう。

 ダリアの言っている「あの少女」とはアレッサの事であり当時、アレッサは神を誕生させないように自分の力の半分をシェリルの姿に変えて別の場所に逃がしていました。
それをハリー夫妻が偶然見つけて拾い、育てていましたがアレッサに危機が迫っていることを感じ取ったシェリルがハリーをサイレントヒルの町に導いたのがサイレントヒルのストーリーの始まりです。
ダリアの目的はシェリルとアレッサを一つに戻すことによって神を誕生させる事が目的でした。そのため当時ハリーはダリアに騙されていることを知らずにアレッサが各地に行っていた封印を解くてめに周っていました。
そしてこの遊園地はアレッサの力を弱らせ、初めてダリアに騙された事を知った場所です。
ヘザーはメモを読み終えメリーゴーランドに乗り込むと突然動きだした。
そして目の前にヘザーの姿をしたクリーチャーメモリーオブアレッサが現れヘザーに襲い掛かる。

クリーチャーを倒し終えると床にメモがあった。

メモの内容

”私”は死ぬべきだ、それを恐れることはないのに。
あの子が…あの悪魔が蘇り永遠の苦しみにとらわれることを思えば、あの病室よりも深く残酷な…
安らかな終わりを私は”私”に与えたかった。なぜそれを拒み、進もうと願うのか愚かな”私”…

このメモはヘザーの中のアレッサがヘザーに対して宛てたものです。
アレッサ自身が神を誕生させるために利用され長い間苦しんでいたのでヘザーに同じ思いをさせないためにアレッサの力でメモリーオブアレッサを生み出しヘザーを殺そうとしたわけです。

教会

遊園地を抜けついに教会にたどり着いたヘザー。
教会に入るとそこに待ち受けていたのはクローディアだった。

銃を構えクローディアを撃とうとしていたヘザーだったがクローディアがヘザーの中に眠っているアレッサに語りかける。

「私たちが待ち望む静寂な楽園は築かれる。裁きと償いの後に広がる約束された永遠。」

「ああアレッサあなたの望んだ世界がもう少しで…」

その言葉に呼応するようにヘザーの中のアレッサが目覚めクローディアに語りかける。

「小さなクローディア私の愛しき妹」

アレッサの目覚めに喜ぶクローディアだったが「私は別の世界なんていらない。今のままでいい。」とアレッサは神の誕生を拒否する。

クローディア 「話してくれたじゃないこんな世界がなくなってしまえばいいと」

アレッサ 「でも今はそれを望んでいない」

クローディア 「アレッサあなたは幸せが欲しくないの?この苦しみに満ちた世界が見えなくなってしまったの?」

クローディア 「神の助けが必要なのよ。苦しみを生み出しているのは人なんだから。」

ここまで話すと今度はヘザーが「バカはバカなりにツケを払うのは当然でしょ。夢見るあなたは幸せでしょうけど周りの人にはいい迷惑。それにね私は父さんを殺したことを絶対に許さない。」と怒りを爆発させた。

「私はただ人々を救いたいだけ。そのためには世界は生まれ変わらなくてはいけない。だから神が必要なのよ」とクローディアは神を誕生させる理由をヘザーに言った。

言い返そうとしたへザーだったがクローディアへの憎しみで育った神の影響で突然うずくまる。

神が育っていることを確認したクローディアは教会の奥へといってしまった。

苦しみが治まったヘザーは後を追うように教会の奥へと向かう。

教会の内部

探索の途中でヘザーは「サイレントヒルに地方に伝わる神々と、その呼称・表現に関する考察」という本を発見する。

本の内容のまとめ

・サイレントヒルに根付く宗教はキリスト教に多大な影響を受けているという事

・宗教の教義や伝承にはキリスト教の天使の名前や姿が書いてある事

・ただ教義の一部には「楽園の創造者」などの主神の名前に悪魔の名前が使われている事

サイレントヒル1でダリアが呼び出した神の名前がインキュバスという悪魔でした。

インキュバスの意味は「夢魔」なので悪夢を現実化する事ができた当時のアレッサにはぴったりの悪魔です。(本来の夢魔の意味とは違いますが)

個人的な考察ですがダリアやクローディアはこの教義に書いてあったインキュバスを楽園の創造者だと勘違いしていたんだと思います。

その後いくつか本を読んでいると同じく本を読んでいたヴィンセントに出くわす。

「あなたはクローディアの仲間なの」とあらためて何者なのかを問いかけたヘザーに対して「クローディアと同じ神は信仰しているが私はまともだ。」

「同じ神を信仰していても対立することはある。今は本当に君の味方だ」とあくまで神の誕生を阻止する立場だと主張するヴィンセント。

この時の会話の中でヴィンセントが「君達のような力」と発言していたのでクリーチャーを生み出せるのはアレッサだけではなくクローディアにもあったということが推測されます。
じゃないと最初の裏世界に入るまでに現れたクリーチャーの説明がつかないからです。
そして「メトラトンの印章は手に入れたか?」と問いかけるヴィンセント。
ヘザーが病院で拾った石を見せると「それでいい、それさえあれば問題ない」と安心したヴィンセントは「異界の法則」という本をへザーに渡し、その場を後にした。
そして教会の中の当時のアレッサが使っていた部屋で悪霊を追い出すというアグラオフォティスという薬に関する本を発見する。
サイレントヒル1ではこの薬を使用したことによってアレッサの中から本来よりも早く悪魔が誕生し、力が弱体化した為倒すことができた。
そしてアレッサ自身が火傷を負った後にこの部屋に囚われていたことを思い出す。

さらに教会の奥に進むと当時、司祭ヴィンセントが教団の資金を自分の為に使用していたり、寄付の強制をしていたという内容の文章を見つけます。

ヴィンセントは教団の司祭という立場を利用してお金が欲しかっただけのようです。
さらに部屋の中にあったカセットデッキの中に当時の教団員とヴィンセントの会話が記録されていた。
会話の内容

教団員 「17年前の事件について何か知っていることはないか?昔からいる君ならば詳しいことを聞いているだろう」

ヴィンセント 「目先の欲望に捕らわれ楽園を否定する異端者たちがメトラトンの印章によって神の目覚めを妨げようとした。だが偉大なる神はそれを退け、異端者たちは深遠へと落ちていった。だがそのせいで正しく神は生まれることができず聖母の中で今一度の眠りについたと。目覚めの時を待ちつつ…」

ヴィンセント 「私が知っているのはそれくらいです」

教団員 「それだけか…ありがとうヴィンセント司祭」

ヴィンセント 「もしかして聖母が見つかったという話は本当なのですか?」

教団員 「アレッサが?それはクローディアが言ったのか?」

ヴィンセント 「はい」

教団員 「ならば事実だろう。彼女には力がある。」

ヴィンセント 「でもこれで本当に奇跡の楽園がこの地に創造されるのでしょうか?」

教団員 「もし今が、神が決めたその時ならば」

この異端者たちとはサイレントヒル1で神を倒すためのキーパーソンであるハリーやアグラオフォティスを使ったカウフマン、ストーリーの最初からハリーに協力していたシビルという人物の事を言っていると思います。神を倒した後、ハリーとヘザー、シビルは助かりましたが、最終的にカウフマンはリサに引きずられるように深淵に落ちていきました。

クローディアとアレッサの過去

そしてクローディアが使っていた部屋ではアレッサが死んでしまった後のクローディアの日記を見つける。

日記の内容

11月10日

彼女はあの時死んだのではなく、生まれたのだ。
私は確かにそれを知った。

だけどなぜ彼女はいまだに見つからないのだろうか?
楽園の創設のため、幸福のために彼女の力が必要だというのに。

彼女はそのためにもう一度生まれたはずだ。
それに私は彼女に会いたい。

11月14日

聖典「礼賛文書」を読む。
貴重なこの本を貸してくれた司教には感謝したい。

そこには私が求めていたものがあった。
神を目覚めさせる方法。だがそれはあまりにも残酷だ。

私は彼女に出会ったときそれを成すことができるだろうか。

(一部抜粋)

そして机には昔にアレッサがクローディアに贈ったバースデーカードが送られていた。中身はクローディアを本当の妹のように愛している。これからも仲良くしてね。という内容だった。

また教会内の教室の中には担任だった教師の手帳の中に当時のアレッサが虐待を受けていたことが書かれていた。さらにアレッサが使っていた机にも悪口がたくさん書かれており学校でもいじめられていた事が伺える。

決着の時

教会の最奥まできたヘザーは大きな扉の前で立ち止まる。

中に入るとそこではヴィンセントとクローディアが対峙していた。

二人とも死ねば平和になると言うヴィンセントに対して、神を信じることだけにこだわるクローディア。

「これが神の力なのだとどうして言える。君の見た悪夢がここにあるだけじゃないのか?17年目のアレッサと同じように」と暗く淀んだ部屋中を見渡してクローディアに問いかけるヴィンセント。

神を冒涜されたと感じたクローディアはここを出て行けとヴィンセントに言った。

その時にちょうど部屋に入ってきたヘザー。

ヴィンセントはヘザーの方を向くと今ならクローディアを殺せると仕向けようとした。
しかしクローディアはヴィンセントの背中をナイフで刺し、ヴィンセントは倒れる。

ついにクローディアを追い詰めたヘザーだったが「あなたの中の憎しみや苦しみが満ちてついにその時がきたのよ」とクローディアが言うと神を復活させようとする。

クローディアは憎しみや苦しみから思いやりが生まれる。だから負の感情から生まれた神は楽園をもたらしてくれるという考えだった。
「メトラトンの印章を使うんだ」倒れていたヴィンセントがヘザーに言った。
ヘザーもメトラトンの印章を使おうとしたが何も起こらなかった。
「そんなのただのガラクタ。ただそれだけで神を殺せると?私の父の愚かな妄想に付き合ってくれてありがとう」クローディアはそう言うとヴィンセントの心臓にナイフを刺し止めをさした。
そしてヘザーの体から神を誕生させようとする。
体の色が変わり倒れるヘザーだったが少しすると立ち上がり体も元に戻っていた。
ヘザーはハリーから貰ったペンダントの中を開け、中に入っていた赤い結晶(アグラオフォティス)を飲み込んだ。
しかしまたしても体の色が変わりその場にうずくまるヘザー。
いっこうに神が誕生しないことに苛立ちを覚え何を飲んだのかを問いただすクローディア。
その時、ヘザーが体内にあった神を吐き出し体の色が再び元に戻った。

神にとどめをさそうとするヘザーをクローディアが止めるとそのまま神を飲み込んだ。

体が変色していくクローディアは見えない力で地中に引き込まれた。

意を決してその穴に飛び込むとそこにはクローディアは死に、変わりに神が誕生していた。

こうして最後のボスである神に挑むことになったヘザー。

エンディング

ついに神を倒したヘザー。

メリーゴーランド前の椅子に座っていたダグラスの所に戻ると「終わったのか?」とダグラスが言った。

しかし「終わっていない、まだあなたが残ってる」と言いダグラスに向けてナイフを構え近寄っていくヘザー。

驚いていたダグラスだったが

「冗談」と言いドッキリだったことを告げるヘザー。

全ての事に片がつき偽る必要がなくなったのでヘザーは父親が初めて付けてくれた「シェリル」として生きていくことにした。

アレッサの生まれ変わりはアレッサとシェリルが融合した状態のものだったのでアレッサとシェリルの両方の記憶を持っていた為、シェリルしかしらないハリー夫妻に育てられた記憶も持っている。ヘザーが生まれる前から育てられた「シェリル」の名前で生きたいとヘザーは考えたんだと思います。
ハリーの墓の前にたたずむシェリルの映像で終わりです。

最後に

サイレントヒル1と3とプレイして感じるのはアレッサという人間はどんだけかわいそうなんだよと言えるということです。

・小さい頃は宗教に狂った母親に虐待され

・学校では「魔女」と呼ばれいじめられ

・儀式で全身火傷を負っても神が宿っていることで死にたくても死ねない体になり

・生まれ変わり、ヘザーとして生きるも父親を殺され自分も危険な目に合う

・たった一人の姉妹のように思っていたクローディアにも神を生み出すために利用されそうになる

・エンディングでも笑顔でこそ終わってますが両親がいないので将来がどうなるかわからない状態

どんだけ不幸を背負えば気が済むんだというくらいの人生でこれだけ不幸な設定も中々ないんじゃないかなと思います。

ストーリー全体でいうとサイレントヒル1と一貫性があって矛盾が少なくてかなり良かったです。ちゃんとストーリーの後半にはよくわかんなかった部分に対して説明がされているやり方も1と同じでした。

普通におもしろいです。

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